ビジネスニュース 2025年06月27日10:57

CO2削減に貢献する新型ドライルーツ式真空ポンプ 「CT4-LE型」

移送ブロワ削減で省エネ・省コスト

排水処理や空気輸送の空気源に使用されるルーツブロワのリーディングカンパニーであるアンレットが開発した新型ドライルーツ式真空ポンプは運転動力を抑え、CO2削減が可能となる。

CO2削減に貢献する新型ドライルーツ式真空ポンプ 「CT4-LE型」

オイルフリーでクリーンな排気

 近年カーボンニュートラル実現に向けて排ガスからCO2分離、回収の技術開発が進められており、PSA(圧力スイング吸着)や膜分離で真空ポンプが使用されている。アンレットのドライルーツ式真空ポンプはオイルフリーでクリーンな排気を得られ、大気圧から締切まで幅広いレンジで使用できる。多段で効率よく圧縮するため高効率で水封式と比べ動力が小さく、排水処理設備が不要。また、CO2回収用として、吐出圧力最大50kPaG仕様とすることでガス移送ブロワが不要となる真空ポンプも発売された。システムの簡素化が可能で、設計排気速度は65~3000m3/Hまで対応している。

エネルギー使用を大幅低減

 アンレットの真空ポンプは、真空乾燥、フリーズドライ、吸着搬送、充填機、真空成型、真空パック、粉体空気輸送、電池製造工程など幅広い用途に対応している。
 カーボンニュートラル実現には、各分野でのエネルギー効率向上が欠かせない。アンレットは、省エネ性能に優れた機器や効率的なプロセスの提供を通じて、エネルギー使用の大幅な削減に貢献している。顧客の用途に応じた真空ポンプの設計・製造にも取り組んでいる。


Anlet Co., Ltd.
5-11-23 Meieki minami, Nakamura-ku, Nagoya Aichi Pref., Japan 450-0003
担当:中谷 e-mail:t_nakatani@anlet.co.jp /  TEL:+81-52-228-9522
現地担当(タイ語/日本語可):SIRIPORN SAJJVANICH
E-mail:  sales01@assistwork.co.th / TEL : 089-202-7035

シェア

今すぐ登録すると、さらに詳細な情報が閲覧できます。